2017年7月27日木曜日

「なる」から「なっていく」


職人になる。のではなく失敗や挫折を味わい経験を重ねながら、職人になっていく。

この感覚が大切だと思います。

最初は皆、素人。何々になると想う意気込みや目標は無いよりあるのは良い事です。

ですが、理想と現実は違います。

子供の頃、描いた夢になっている大人は一握りで並大抵の苦労と努力の上に成り立っています。

また、好きな事を仕事にするには世捨て人的な覚悟を持たなければなりません。

プロフェッショナルと呼ばれる人達も、その職業を初めから目指した人は多くはありません。

子供が出来たから親になるのではなく、生まれ育つ子供と一緒に親になっていくのです。

様々な逆境や困難、壁を乗り越えた日々と共に職人やプロフェッショナルになっていくのです。

なるのではなく、なっていく。

2017年7月13日木曜日

出る杭は打たれる

人(杭)は、打たれてから本当の真価が問われる。

大河を知った蛙は、井の中を飛び出すか?暗い水底へ身を潜めるか?

鼻を折られた天狗は、深い森を後にするか?更に奥へと身を隠すか?

勘違いと履き違えた自信と生意気さは、決して悪い事ではない。

叩かれ打たれたならば折れ曲がる事無く、より強く締まり抜けなければ良いのだ!

頭が出なければ叩かれず、むしろ打たれない杭の方が心配と問題なのかも知れない。

想うは、確実に打ってあげられる大人が自分を含め少なくなっている様な気がする事。