写真は現場で基礎屋さんが使っていたもの。
釘や金物類を入れておく雑に造られた木箱なのだが、その名前が良い。
「学箱・がくばこ」と読むのか?消耗品の釘は工具より粗末に扱いがちになるが、現場はこれがないと成立たない。
例えば、この箱も材料(合板や木材)があり、組立てるには釘が必要で、その材料を切る為にノコギリ、釘を打つ為にカナヅチなどの工具がある。
親父の生前の口癖に「仕事が仕事を教える」を、この箱を見ていて思い出す。
今、自分なりに解釈すれば、最初から仕事の出来る人は無く経験を積み重ね熟練してゆく、大切なのは知らない事へ挑戦するという姿勢である。
アントニオ猪木風に言えば「この道は行けば解るさ!バカヤロー!」である(笑)
仕事で使う物から仕事を学び、それらを入れて置く箱だから「学箱」同じニュアンスを感じた。
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