2014年6月11日水曜日

人生は、ドーン!

私は子供と遊ぶ時、手加減や容赦なく全力で望む人間なので友人の子供や姪っ子、甥っ子を泣かせる過去を持つ。

なので、みずから子供とは遊ばない様にし、その前に知らない振りをしながら観察(内気、強気など)している。

基本、子供の方からコンタクトがあり、自分の観察に合わせ受け流すか全力対応かが決まる。

昨日、現場でカーポートの工事を職人さん達に混じりながらしていた。

道路を挟んだ向かいに広い草原(空き地)があるのだが、夕方近くになるとそこで子供達(小学生男子3人)がサッカーボールで遊び始めた。

その内「ボールが転がって来る」と予測しながら作業していると案の定、ボールが転がって来た。

「すいませ~ん」の声に「じゃあ行くぞ!」と構える子供に思いっきりボールを蹴り「うわぁ~速ぇ~!」の言葉を尻目に、また作業へ戻る。

少しすると予測通りに、またボールが来て予測通りに少し調子に乗った子供達の「また速い球で!」の声が来た。

「よし!行くぞ!」と身構える子供達に「ドーン!」と叫びながら頭上を越え奥の草原へ、ボールを浮かし思いっきり遠くへ蹴った。

「うわぁ~」と叫ぶ子供達へ「人生に同じ球はない!走って追い駆けろ!」と捨て台詞を吐きまた作業へ戻った。

懸命に草むらの奥へと走ってゆく子供達の後ろ姿を見ながら「マジっすかっ!」と職人が言うので、私も笑いながら「マジっすっ!」と答えるのであった。



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